「エイリアン」に学ぶカリスマモテ法。
いずれも一度は聞いたことのあるホラー映画の金字塔。
「ミロのヴィーナス」「サモトラケのニケ」
こちらも美術史に残る鉄板。手の無い美しい彫像です。
「グレタ・ガルポ」「キャサリン・ヘップバーン」
両名とも伝説ともいえるハリウッドの大女優です。
この錚々たる顔ぶれには有名以外に1つの共通点があります。
それは「よく見えない」という事。どの作品も非常に隠すのが上手いのです。
人間は闇を怖がります。よくわからないという理由で幽霊を怖がります。
将来への不安が一大病の1つであるように、わからないという事はとても魅力的。
これらは予算の都合によりモンスターの出番が少ない。しかし、その何時来るのか?一体何なのか?という不透明さが恐怖を煽り成功しました。
「ミロのヴィーナス」「サモトラケのニケ」
こちらは腕を省くことで、目に見える腕よりも、見る人の数で無限に変わる興味という腕を用意し成功しました。
「グレタ・ガルポ」「キャサリン・ヘップバーン」
この両名は徹底した秘密主義です。授賞式すら出ず、死ぬまで私生活を隠した事で彼女たちへの興味は伝説となりました。
これらは皆、隠すという効果をとても有効にした素晴らしい例です。
そしてこの隠すという事は、モテる事、カリスマ、ミステリアスへと変貌します。
やることはとても簡単、秘する事。自分の事を一切話さないという我慢です。
人間は自分の事を他人に知ってほしいもの。この我慢はとても難しいかもしれません。
代わりにとにかく聞くのです。自分は黙して相手に語らせるのはモテの常識ですね。
自慢ばかりの男はつまらない。女は秘密を着飾って美しくなる。
あなたも一度、耳を口にして相手に喋ってみてはどうでしょう?
カリスマは無口です。そんな簡単な事でつくれてしまう程度のカリスマなのです。