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ニートになるのに必要な真の素質

未だ真実を見たくないが故に、多くの者達は正社員に括り、ニートやフリーターという存在を忌避している。忌避しているが、ホントは羨ましいと思っても居る。ほんとに賢い者たちは働いたら負けという意味を理解していたし、頑張って社会で得られるものというのを正確に見据えていた。ニートやフリーターが減らずに増えていくのはそういうことだ。一見内定ないとか止む終えない事情が故に見えるがそうじゃない。本能でわかっているのだ、働いたら負けってね。

そんなニートやフリーターだが、実は本当に勝ち組になるには素質がいる。人と話したくないとか、規則正しい生活をしたくないとか、世間一般ではダメな奴扱いされる素質だ。といってもそういう素質は素質とはいえない。誰だって朝起きたくないし、働きたくないと思う。朝起きた瞬間からやる気MAXなんて方が異常で珍しい。ニートやフリーターに数あるそれっぽい素質ではなく本当の素質。それは「働かない事に後ろめたさを感じない」である。

こればっかりは才能だ。残酷なことに、怠惰するにも才能がいる。ニートやフリーターの大多数は実は言われてるほど楽じゃない。というのも肉体的には楽かもしれないが、精神的には常に追い詰められている。働きたいのに働けない、なのに不景気や職歴なんて悩みはどんどん浮かんでくる。焦っているのに動けない、そのジレンマはループする。親や友達、世間からの白い目。あんたこの先どうするの?俺だって辛いんだよ!と本当に辛い者が多いのがニートやフリーターだ。彼らは皆素質がない。未だ諦める事ができないでいるのだ。

過去の栄光に縋る人達、それがニートやフリーターだ。はたから見れば、自分は落ちぶれているのにいつまでもブルジョワ感覚でいる没落貴族のようなのだ。本人にその気はなく、ひたすらに焦っているのである。焦るくらいならやればいいのに、というのは禁句だ。できないのである。彼らがすべきことは2つだ。するというよりは、せざるを得ないというべきか。焦りという五右衛門風呂に耐えられず飛び出すか、諦めて順応するかの2つだ。焦る前者はニートやフリーターではない。ある意味才能の無いものたちである。彼らは今も焦りを感じ、心の中で働いているのだ。ニートとは言えない。


ニートになるには才能がいる。他人の目を感じない雄々しさ。焦りを感じない図太さ。期待を諦める決断力。だるいとか、怠惰とかはそんなもの才能たりえない。ニートは選ばれたものしかなれないのだ。君は、世間からの冷たい目や将来への不安を振り切ることができるだろうか?私は真のニート、フリーターを尊敬する。彼らはとりあえず正社員と流される者達よりも、不屈の闘志を持っているのだから。