INFP型の審美眼まとめ

美しい!役に立つ!を厳選まとめ

手間のかからない評価は参考にしない

人間は面倒くさがりだ。それは想像するレベルを遥かに越える。ほんのちょっとの手間すらもやりたくないのだ。こういう一手間を省けば繁盛するし、逆に一手間あればそれだけで誰もやらなくなってしまう。例えば募金だ。募金率ははっきりいって高いとはいえない。なんで募金しないの?と聞かれれば、大抵生活費がとか、お金が無いなどの正当有る自分語りを始めるものだ。しかし、その実はただめんどくさいという事に他ならない。

誰だって募金する事は良いことだと思っているし、小銭程度なら募金してくれる人はたくさんいる。ならなぜそれがされないかといえば、めんどくさいからだ。まず募金する場所を探さないといけないし、見つからない。募金のお願いなんて見かけても、会話を挟むし財布を出すし恥ずかしいしとめんどくさい事ばっかりなのだ。ほんとうに募金を募るなら、駅の定期券とか、通過するだけで募金されるとかそういうレベルを用意しなければならない。アフィだののネット収入も、1クリックが途轍もない壁を気付いているのである。その点YouTubeなどは賢い。見るだけで収入が入る。もしYouTubeに動画を観るだけではなく、1クリックなどの手間があったらどうなったことやら。

こういう一手間を省くべきは他にもある。選挙だってそうだ。いい加減、ネット投票に対応すべきである。国政なんて一大事、人が来ないなんて一大事、ちょっと考えればわかることを絶対やらない国はアホ。商品のレビューだってそうだ。書く度にページ移動を挟んだり、名前が表示されたりとやる気がガンガン削がれていく。もっともっと簡略化していくべきなのだ、何を精査する必要がある。評価の欄に説明が必要なんて物があれば目も開けれない。評価の星1と星10にはコメントが必要なんて面倒押して、誰が1と10に入れるのか。一言の面倒を考えれば皆2か9の無言評価を入れるに決まっているだろうに。

世間でいいね!が流行ったのは極力面倒を省いたからだ。無駄にページは飛ばないし、1クリックで済む。即座に数字で結果が見れる。それでもコメントを書くことに比べればまだマシだが、それすらも面倒という人は多い。逆を言えば、面倒な手順でコメントしている物は案外信頼できる。本当に良いものだったからとか、単に優越感に浸りたいかはわからない。しかし、面倒な手順を越えてコメントするだけの熱意がそいつにはある。ある程度のパワーがあるコメントは信用できるのだ。そいつが商品に対しての熱意か、それ以外に対しての熱意かを見極めろ。コメント書けば送料無料なんてのは論外も論外である。