量は質に変化する。面白さ<<<更新数のわけ②
前回はオカルト的な大ヒット更新術について書きました。
今回はもうすこし具体的、現実的な方法について書きます。
なぜ更新数が多ければ、面白くなくてもヒットするのでしょう?
それには数の利が関わっています。薄利多売のビジネスです。
量は質に変化します。その変化を見極めるには、幸福の上限を見るのです。
例えばあなたの手元に100万円あります。この100万円をプレゼントします。
1人に100万円プレゼントするのと、100人に1万円をプレゼント。
1人に100万を与えた時の幸福度と、100人に1万円を与えた合計の幸福度。
与える金額は同じです。しかし、人間社会においては絶対的な差が生まれます。
幸福には上限が有ります。100人に100円を与えたら、殆ど意味が無いでしょう。
大抵の人は1万円貰えると喜びます。これは大衆にとって大金だからです。
これが100円だとするとさほど喜びません。これは大衆にとって小金だからです。
もちろん1万円よりも100万与えた方が喜ぶでしょうが、それはとてもコスパが悪い。
おおよそ1万辺りから幸福は最大になります。ならば100万円を1人に渡すよりも、100人に1万円を渡すほうが、喜ぶ人が多い分得ですよね?
これは記事にも当てはまります。幸福、面白さの上限は決まっています。
1本のとんでもなく面白い動画よりも、100本のちょっと面白い動画。
後者の方がより沢山に見られ、喜ばれ、目につく回数が増えるのです。
人は数です。一度目につけばどんどん連鎖して他の記事を目にします。
こうなっては止まりません。ネット社会の今、人が人を呼ぶ口コミ社会では数さえこなせば誰でもヒットする可能性があるのです。
特別面白くなくても良い。とにかく数をこなす。成功者がやっている事です。
YouTubeのヒカキンは毎日それを続けました。ヒカキンはとても努力しています。
ヒカキンを見ても、面白くないという言葉がチラホラでるのに売れています。
動画の1つ1つのクォリティは、一点特化した動画には負けるかもしれません。
代わりに彼は量を質に変化させました。持久、習慣、継続は人間全てが持つ才能です。
全力疾走とマラソン。あなたはどっちが得意ですか?