小さな悩みでこそ人は死ぬ
人間を殺すのに大怪我や大事故は必要ありません。
人間はとても頑丈です。急所を怪我すればあっけなく死にますが、それ以外ならアマゾンだろうが無人島だろうが多少の怪我では物ともせずに生きていけます。
ですが、急所に限ってはほんとに些細な傷でも人は死んでしまうのです。
実のところ、大きな悩みよりも小さな悩みの方が大変深刻です。
豹は顔に刺さった棘が痛くて狩りができず餓死しました。
人間は靴底に入った小さな小石でたちまち歩けなくなります。
有名映画SAWでは、命の危機なのに注射針の山に手を突っ込むのを躊躇します。
人間は他人からすればなんでもない、命に比べたらという悩みを重要視しすぎるのです。
今すぐ悩むのをやめましょう。といっても大半の人は無理です。
ですが、今すぐ悩みに大してどう対処するか、を決める事は可能です。
もう一生その悩みを考えないか、今すぐ悩みを解決するために動くかの2つです。
必ず決めましょう。小さな悩みが致命傷となるのは、小さい悩みだからと放置すること。
小さい悩みはガンです。ガンは早期治療ならばなんとかなります。
小さい悩みに直接的な危機感はありません。その温ま湯のせいで人は先延ばしにします。
人間は持久力に優れているので、多少の苦しさならなぁなぁで慣れてしまうのです。
早期に治療すれば解決するのに、じわじわと続く痛みの方を好んでしまうのです。
ですから決断しましょう。やるかやらないかを今決めましょう。
問題は解決しなくても、悩みに対して「決断した」というのは大変意味があります。
悩む度に決断した事を思い出します。後は決断したことに全力を注ぐだけです。
それでも悩む人はしょうがありません、死にましょう。いずれ人間死にますし。
解決できそうな悩みで、すぐやるかやらないかを決めるだけの事です。
それでも決められない、ウダウダうじうじしている人ってどう思います?
優柔不断、決められない人。助言を聞いておいてまだ行動しない人。
何食べたい?なんでも言い。けれど文句だけは一人前!
そんな恥かしい人、客観的に見て付き合いたいですか?私は御免被ります。