メモは無駄。ノート30冊メモしてわかったこと。
私は本をよく読みます。本であれば小説、漫画、ビジネスあらゆる本を読みます。
そして読んでこれは!と思った事はメモします。要約とか抜き取りですね。
実は、皆さんが見る本のレビュー、評価点。これらは本の総合点です。
あくまでも本全体の平均点を表しています。逆を言えば、どんな本でも大抵一つか2つはこれは!と思うことが書いています。あまり割に合いませんけど。
そんなメモ、この度30冊を超えました。面白い展開、明言、もう沢山です。
私にとってこのメモは宝の山です。大金の入った通帳を眺める用でもあります。
一種のコレクション、男の所有欲です。財宝を溜め込むのは仕方のないことです。
ですが、この大量のメモは沢山の問題を抱えているのでした。
まず、読み返すのが大変な点です。沢山の情報は、かなりの年数漬け込んでいます。
ワインや銀行のようにすぐさままとめて引き出す、消費する事ができません。
沢山いいことを書きました。沢山の思い出です。でも、見返すことはほぼないのです。
私の目的は、いつの間にかメモの中身ではなく、メモを取るという行為になっていました。
メモを積み上げる、メモを書くという簡単な習慣に負けたのです。
もちろんメモすることは重要です。後で見返したりするのならば。
もし、メモしても読み返さないという事はとてももったいないことです。
世間ではレビューやまとめなど、その情報を調べたい人が大勢います。
あなたのメモは、そんな見えないどこかの誰かが切望するメモかもしれないのです。
メモはメモしない。メモするなら人目に付くブログやネットに上げましょう。
公開しなければ、永遠にあなたの手元で漬物のままです。全く効果はありません。
ですが公開すれば、誰かがあなたのメモを参考にします。新たな発想の種になります。
これは学習と行動に似ています。どれだけ学習しても、行動しなければ意味はない。
溜め込む満足感で死蔵するならば、人目につかせる方がずっとずっと役に立ちます。
もしも公開するならば、後々消したりするのはご法度です。
私は何度も何度もこれは!と思った記事を溜め込みました。宝の記事です。
それをふと見ようとしたら消されていた!こんな理不尽があるかと激怒しました。
いいですか?恥ずかしくても、嫌なものでも、一度公開したら消してはいけません。
きっと誰かの役に立っています。いいですか?メモするなら公開。公開したら消さない。
私のメモが、あなたの役に立つと幸いです。