なんで買っちゃう?ビジネス、啓発本を100億売る書き方
前回はお得なビジネスについて書きました。
今回はビジネス、啓発書を買わせる書き方についてです。
ビジネス、啓発本を書くにあたり、内容はスッカスカでもいいのです。
これらの書籍は結果ではなく夢を売る宝くじ。内容なんて簡単でいい。
料理で言えばフレンチ。量も無い、味もそれほど。その上高い!けど人気!
これらの類似点は一つ。どれだけ見た目を彩れるか?これにつきます。
馬子にも衣装。人は見た目が9割。イケメンなら許される。美人は得。
全くもって世の真理です。中身より見た目なのは、目で見る人間にとって当たり前。
食事や旅行で自分にお金をかけるよりも、ブランド物の服や小物の形が好まれます。
それだけ良い物を所有した!という欲求は強いのです。中身なんていりません。
では、ビジネス、啓発書の見た目の彩りとはなんでしょう?
それは数字、有名人、胡散臭さ。これらの3つでゴージャス万歳です。
まずは数字についてかきましょうか。
数字。数字は人間にとって絶対の威力を誇ります。人間=数字です。
人間は数字に支配されています。時間、給料、どれもこれもが数字です。
なんかすごい大きい!よりも100m。すごい美人!より90点の美人。
恋人はいくら稼いでいるの?年齢は?テストの成績は?みんなみーんな数字です。
数字には、たった数行で言葉の百倍もの説得力を持たせる事ができるのです。
10万部の大ベストセラー!興行収入100億円!60秒に10冊売れている!
とにかく数字をもるのです。表せるものにはなんでも数字を使いましょう。
数字はより大きく壮大に。1年よりも31536000秒の方がすごそうですね!
タイトルや帯に数字を入れれば60%売上が変わります。
次に有名人。これはビジネス、啓発書を読んだ方なら必ず目にするものです。
どこそこの企業のだれそれさんが~なになにの教えで大成功!こんな感じです。
他にも名前も知らない外国の素人さんを、私、これで成功しました!と書いたりなど。
要は有名人=ブランドです。すごい人が買っているなら、それはきっとすごいもの!
有名人が登場してもそこはビジネス、啓発書。誰でもできる簡単な事しかしてません。
トイレ掃除してた、挨拶してた、褒めてた・・・そんなん誰でもやるやんけ!
こういった誰にでも当てはまる方法なら、有名人でもやってます。
むしろ、努力しないで成功したとかいるんでしょうか?逆は読んだことがありません。
最後に胡散臭さ。これはいわゆる神頼みです。人間はよくわからないものに引かれます。
暗闇、パンチラ、幽霊の正体みたり枯れ尾花。触れる触れないの絶妙なタッチ。
この見えるか見えないかがミソです。本当か~?っていう胡散臭さには希望あり。
引き寄せの法則、千唱法、アフォメーション、占いetc。
これらは本当に当たるのか?という大変胡散臭いものです。けれど、売れてます。
明確にされていない、よくわからないということは、あたるかもしれないということ。
簡単な習慣じゃ無理だけど、神様なら人生一発逆転も夢じゃない、いや簡単だ!
なら、現代でもよくわかっていない方法に手をだすのも仕方のないことでしょう。
溺れる物は藁を掴みます。ひょっとしたら・・・という胡散臭さは弱者には万能薬です。
以上3つを肉付けすればあら不思議!あなたも今日から大ベストセラー作家です!
次回、本当の良書